10月。
今月の写真は、現場近くで出会った、コスモスの花の横に可愛くたたずむ烏骨鶏です。
烏骨鶏の鳴き声はニワトリと区別がつかずコケコッコー! わりと人懐こくて、こちらに寄ってきてくれました(^-^)
以前は『体育の日』だった10月10日。この日は一年でいちばん降水確率が低い日などといわれていたようです。それにも表れるように、10月は基本的に天候が安定しています。
しかし近年、台風が10月に来ることもあり、屋根屋さんは油断できません。
四年前の10月22日には超大型台風が関西を直撃し、三田市でも瓦を飛ばすような被害がたくさんありました。弊社にも三田市だけでなく、お隣の丹波篠山市、西宮市、神戸市、宝塚市、そして大阪からもお電話が多くあり、私たち屋根屋の忙しさはたいへんなものでした。
まさにあれは10月に起こった台風だったんですね。
とは言え大方は安定した天気の10月。個人的には今でこそ子供も大きくなり学校行事へ参加することもなくなりましたが、10月というのは学校行事はじめお祭りやその他さまざまな行事イベントが目白押しとなっています。
そして大好きな釣りシーズンでもあり、10月になると神戸の波止場からでも太刀魚があがりだしたと耳にします。そう聞くたびに、その波止場へ!釣りへ!と行きたい気持ちがわき上がるのですが、いわば仕事もいちばん忙しい時。また、休みの日も行事で埋まってしまい、なかなかその願いは叶いません・・・それこそ若い頃なら、仕事が終わってから友達と朝まで太刀魚釣り、そのまま帰ってきて現場へ出た時期もありました(^ ^;) 今はそんなこと、とても、ムリ・・・あぁ、あの頃が懐かしい・・(*’ω’*)
温暖化の影響か、10月でも日中は、仕事現場では汗をかくほど日差しが強くまだまだ暑いなあと感じる日もあります。
この時期は稲刈りシーズンということもあり、田舎の現場の屋根からは、こがね色の田んぼに秋の日が差す鮮やかな景色が眼下に広がり、思わず、きれいだなあ・・・と、作業中の心にほんわかと沁み入ります。
ただ、10月後半は寒さを感じ始めるとともに、残り11月12月と、いつの間にか今年の最後がちらつき始め、気持ちがまだ焦らなくてもいいのに焦りだし、年末に向けてせわしなくなっていくであろうこれからのことが徐々に気になっていきます。
こないだ新しい年を迎えたところなのになあ・・・とつぶやきながら、今日も神戸の波止場へ思いを馳せる、秋10月です(^-^)