師走の屋根屋さん

12月。

今月の写真は、カメムシです。現場では、また瓦の下ではたくさんカメムシを見ます。外にいるのでそれほど匂いは気になりませんが、一旦刺激してしまうと・・・ 何をしてもその匂いは取れません(^_^;)

 

寒さが本格化してくるなか三田市の朝の冷え込みは厳しく、地下足袋の足先はとても冷たくて軍足を二枚履きします。最近は足裏に貼るカイロがあり、役立っています。上着は4、5枚着込むこともあり、霜の残る朝のかかりは手には軍手を二枚して防寒バッチリ。陽が差して暖かくなれば一枚ずつ脱いで温度調節もバッチリ!それでも冷たい日には耳当てにネックウォーマーなどが手放せません。

12月を迎えると皆さんと同じで私たちも気があせってしまいます。
キーワードとして出てくるのが『年内に。』
以前は12月半ば頃になるとすでに冬支度、倉庫の片付けをして25日くらいになると仕事納めをしたものです。ここ最近は建築業界全般にも年末年始はゆっくりという傾向がうすらいできて、一般社会と同じように年末際まで稼働するのが基本になってきています。
足場をかける現場では足場をしたまま年明けというのもなるべく避けたく、やはり余裕をもって工事にかかる、もしくは年始に回してもらうということもあります。
『年内に。』『年始から。』12月は常に心にとめるキーワードです。

12月といえばクリスマス寒波という言葉があるように雪が降り、うっすら積もることも出てきます。仕事にかかってしまえば雨より雪の方が濡れなくていいのですが、朝の時点で雪が積もっていると仕事しづらく、まずはホウキで雪を掃き散らすことから始まります。降った雪が凍ってしまったらそれも出来ません。

また、屋根だけでなく道に積もるほどだと我が社のトラックたちはスタッドレスタイヤを装着していないのでひじょうに危険な状態で現場へ向かうこともありました(^_^;)トラックは基本的に後輪駆動、空荷だと本当に滑りやすく、何度もヒヤリとすることがありました。基本的に屋根屋さんは雪が降ると現場は休みということで滅多にはないことですが(^-^)
現場への向かい道、橋の上が凍結しているぐらい冷え込んだ際には必ずと言っていいほど事故を見ます。皆さまもくれぐれも橋の上はお気を付けください。

ついこの前は夏の暑さについてお話ししていたように思いますが、今年も屋根屋さんならではの季節の移ろいを感じ対応しながら三田市はもとより兵庫県内外の様々な現場でお世話になり、現場以外でもたくさんの方々と接することができました。ありがとうございました。年内最後の現場が終わり倉庫の片付けを終えると、今年も一年間お世話になりながら働き年越し、来年も良い年でありますようにとホッとするひとときです。
皆さまどうぞ良いお年をお迎え下さい。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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