3月。
今月の写真はまず、道ばたで遭遇したスズメです。ぷくぷくと愛らしい姿の可愛いショットが撮れました(^_-)
二枚目の写真は、今の現場の真向かいにある木ですが、上の方の枝にウグイスが止まっています。『ホ~ホケキョ~♪』の高らかな声を、屋根の上で作業中の私たちに聞かせてなんとも癒やしながら、現場のお宅のお庭に咲いている美しいツバキの花とともに、春の訪れを知らせてくれています(^_^)
3月といえば、三寒四温 啓蟄 暑さ寒さも彼岸まで また桜開花予想などなど、春を想像させるキーワードが、たくさん出てきます。
たしかに、昔は、瓦仕事は春になってから!という言葉をよく耳にしましたし、実際そのように感じていました。(最近はそうでもないことは1月のブログでもお伝えしています)。
ただこの3月、実は意外と雨が多いのです。菜種梅雨?!1週間日和が続くことはほとんどないようにも思います。
よく親方日和といいますが、夜に降って朝に止むといった雨なら良いのですが、逆の年もあって、月のうちの半分も現場に出れないというような年もあります。ただ、一降りごとに温かくなっていくのは確実です。
そうなってくると、現場でも、色んな虫や生き物たちが、顔を出し始めます。
ブログの中の写真でも掲載させて頂きますように、現場や屋根の上ではたくさんの生き物に遭遇します。
屋根に限って言いますと、一番よく見かけるのは、やはりカメムシ、、、。次に蜂も多いです。傷んでいる屋根(たえず水分があるので)ですと、蟻。蟻がいるときは、無数に出てきます。そして意外と多いのがコウモリです。瓦の隙間で寝ています(冬眠?)。コウモリもビックリなのか、急には飛び立てず、ミーミー鳴いてたりします。近くで顔を見ると可愛い顔してるのですが、菌を持ってると聞きますので、飼うわけにもいかないのがいつも残念です。あと、ヘビ!ヘビは家の守り主とも聞いたことがありますが、ほんと、そのような風格があります。
ムカデ、ヤモリ、ゲジゲジ、クワガタ、カエル、時にはハトやスズメが巣を作り、飛び立っていくなんてこともありました。
屋根の上ではこんな感じです。そしてやはりこの中でも一番気をつけないといけないのが蜂でしょうか。
ミツバチ、アシナガバチ、黄色スズメバチなど、結構います。なにもしなければ向こうからはあまり攻撃してくることはないのですが、巣があることを知らないで打撃音をさせてしまうと、蜂たちも戦闘モードになります(;゚ロ゚) 慌てて屋根の上で逃げるのも危ないし、かといって、そのままというのもいかないしで・・・
蜂ジェットみたいな殺虫剤もあるのですが、あれをふりかけると、瓦についた油分で瓦は滑るし・・。蜂だけは難儀します。かなり臭いですが、カメムシ君のほうが仕事的にはだいぶマシですね(^_^;)
といった感じで、いつも、自然のものと触れあい、屋根工事を満喫しております。
屋根の上でもそんな感じですので、田舎のお家の周りでは様々な生き物に遭遇します。また機会を見つけて、お伝えできればと思います(*^_^*)
さぁ、今年の桜は早いかな?!遅いかな?!